Craif、分子レベルの老化状態を可視化するエイジング検査「miAge(マイエイジ)」を新発売〜実年齢と体が老いるスピードは違う。尿で手軽に測るマイクロRNA×AIが、将来の健康の新たなバロメーターに〜
バイオAIスタートアップのCraif株式会社(所在地:東京都新宿区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、尿中マイクロRNAを解析し、実年齢とは異なる「生物学的年齢」を可視化するエイジング検査「miAge(マイエイジ)」を、2026年9月17日より先行販売を開始いたしました。実年齢と体が老いるスピードは異なり、分子レベルの老化状態は、将来の健康を知る新たなバロメーターになります。マイシグナル・スキャンと同じ尿検体・技術基盤を用いているため、自宅での採尿だけで手軽に測定できるのが特徴です。

Craifは、2022年2月の自宅でかんたんがんリスク検査「マイシグナル・スキャン」リリース以降、尿中マイクロRNAを解析する独自の技術基盤を磨いてきました。その提供を通じて蓄積した尿由来マイクロRNAデータベースは国内でも有数の規模に達しており、このバイオAI技術基盤とデータ資産をがん領域から新たに「エイジング」領域へ応用したのがmiAgeです。
老化は、生活習慣病をはじめとする多くの疾患に共通して関連する要因の一つとして知られています。同じ年齢でも老化の進み方には個人差があり、実年齢が同じでも、生物学的年齢には20歳以上の幅が生じることもあること、生物学的年齢が高い人の疾患・死亡リスクが高いことがこれまでの研究で知られています。早い段階でこの差を知ることができれば、症状が出る前から将来の疾患リスクに向き合えます。実際にCraifの検証データでは、糖尿病や高血圧、心疾患のある方で、これらの疾患のない方と比べて生物学的年齢の上昇が認められました。また、併存する疾患の数が多いほど、実年齢を上回る程度が段階的に大きくなる傾向も確認されており、分子レベルの老化状態が将来の健康リスクを映すバロメーターになりうることを裏付けています。

Craifは、がんを含むあらゆる疾患の予防と早期発見の実現を目指しており、老化というあらゆる疾患に共通する根本要因の可視化も、そのアプローチの一つです。miAgeにおいても、検査結果を「知って終わり」にせず、領域別スコアおよび生物学的機能解析結果からボトルネックを特定し、次にとるべき行動を具体的に示す「ネクストアクション」の設計を、Craifの他の検査サービスと同様に重視しています。
■ 世界最大級(※1)のデータスケールで構築した、生物学的年齢モデル
miAgeは、19歳から98歳までの日本人18,698検体からなる独自コホートを用いて開発・検証され、独立したデータセットでも精度の再現性が確認されています。尿中のマイクロRNAから生物学的年齢を推定できることは、老化・健康寿命研究の国際学術誌「npj Aging」に査読を経て掲載された研究で示されており、miAgeはこれを土台に解析データを拡大して開発したモデルです。その成果は第26回日本抗加齢医学会総会(2026年6月)で発表しました。
生物学的年齢を推定する手法としては、これまで血液中のDNAメチル化パターンを解析するものが標準とされてきました。miAgeは、採血を必要としない尿のマイクロRNAだけで年齢推定性能R²=約0.90(※2)を実現しました。さらに、既存の代表的なDNAメチル化ベースのエイジング指標との比較では、miAgeは糖尿病や高血圧がある方とない方の生物学的年齢の違いが、よりはっきりと結果に表れました。採血を必要としない尿検査で、健康状態と関連する分子情報や老化速度をより精確に捉えられる可能性を示しています。
※1.当社調べ
※2.R²=実年齢との対応の強さを表す指標/実年齢とのずれは平均約3.2歳(MAE)


■ 商品概要

- サービス名:miAge(マイエイジ)
- 特徴:
- 尿を採取するだけで、生物学的年齢・ΔAge(実年齢との差)を算出
- 脳・心血管代謝・筋骨格・肝臓・腎臓の5領域別に、老化のボトルネックを特定
- 継続受検により、老化ペースの推移をグラフで確認可能
- 結果に基づくネクストアクション(生活習慣改善のヒント)を提示
- マイシグナル・スキャンと同じ尿検体・技術基盤を活用
- 先行販売価格:19,800円(税込)
※マイシグナル・スキャンとあわせてお申し込みいただくオプション検査として先行販売いたします。今後、単独でのご提供も予定しています。 - 購入方法:専用サイトでマイシグナル・スキャンと同時に、またはマイシグナル・スキャン受検済みの方は追加の採尿なしでお申し込みいただけます
- 販売開始日:2026年9月17日
- 公式サイト:https://misignal.jp/products/miage
■ 検査の仕組みと手順
受検の流れは、まずご自宅で尿を採取し、Craifの検査ラボへ送付いただきます。検査ラボでは、送付された尿から抽出したマイクロRNAの発現パターンを独自のバイオAIで解析し、生物学的年齢、実年齢との差(ΔAge)、領域別スコアを算出します。結果は、生活習慣改善のヒントとなるネクストアクションとあわせて、レポートとしてお届けします。
■ 「マイシグナル・スキャン」について
![]() | 「マイシグナル・スキャン」は、尿中のマイクロRNAを抽出しAIで解析することで、すい臓がんを含む10種のがんリスク*を、がんの種類別に、ステージ1から評価する検査です。尿を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。 詳細はWebサイトをご覧ください。 「マイシグナル・スキャン」は医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に代わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。 |
※ 卵巣がん・乳がんは女性のみ、前立腺がんは男性のみ検査対象となります。
■ Craifについて
Craif(クライフ)は がん早期発見に取り組む2018年創業のバイオAIスタートアップです。尿をはじめとする体液から、DNAやマイクロRNAなど多様なバイオマーカーを高精度に検出する独自の解析技術基盤「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」とAI技術を融合し、がんの超早期発見・早期治療・早期復帰を可能にする革新的な検査を開発しています。バイオテクノロジーとAIの力を社会に広く届けることで、当社のビジョンである「人々が天寿を全うする社会の実現」を推進します。








