Craif 技術顧問・共同創業者 安井隆雄の尿中DNA変異検出による神経膠腫(グリオーマ)検知に関する研究成果が「Biosensors and Bioelectronics」に掲載

研究
2023.06.13

 Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)の技術顧問・共同創業者である安井 隆雄(東京工業大学 生命理工学院教授)と名古屋大学大学院工学研究科 馬場 嘉信教授らの研究グループが、CraifのMedical Affairs ディレクターの夏目 敦至(名古屋大学 未来社会創造機構特任教授)、東京大学大学院工学系研究科の柳田 剛教授、モンクット王工科大学ラート クラバン校(タイ王国)のサーコン・ラホング 准教授と共同で行った「尿中DNA 変異検出による神経膠腫(グリオーマ)検知 ~DNAのキャッチ&リリース技術を開発~ 」に関する研究成果が2023年5月30日付のElsevier雑誌「Biosensors and Bioelectronics」に掲載されました。

■ 本研究について

cfDNAは、非侵襲的ながんバイオマーカーとして、FDAからGuardant360CDxテストやFoundationOne Liquid CDxの形で承認されており、その臨床的意義はアメリカ国立衛生研究所(NIH)や各国のリキッドバイオプシー学会によって現在も強調されてきています。特に、尿中cfDNAは、がんのスクリーニング、診断、予後、がんの進行や治療効果のモニタリングのためのサンプル収集が極めて容易な“真の非侵襲的バイオマーカー”として認識されています。しかし、cfDNAの濃度が比較的低い尿からcfDNAを効率よく分離する技術がないことが大きなボトルネックとなっています。本研究では、ナノワイヤ表面とcfDNAの水素結合に着目し、水素結合を介した cfDNAの「キャッチ」、競合的に結合可能な分子の導入によるcfDNAの「リリース」のメカニズムを解明し、尿中cfDNAのキャッチ&リリース技術を開発しました。本技術を展開することで、従来法では分離できなかった他のがん種の尿中cfDNAの変異検出 への発展が期待されます。

技術顧問・共同創業者 安井 隆雄について

東京工業大学 生命理工学院 教授。2014〜2019年ImPACTプロジェクトマネージャー補佐就任、2015〜2019年JSTさきがけ研究員、2019年〜2023年再度JSTさきがけ研究員を拝命。2018~2023年名古屋大学大学院工学研究科・生命分子工学専攻准教授。研究テーマはナノ空間を利用した新奇生体分子解析手法の開発。がん細胞から正常細胞へ輸送されるがん化因子であるエクソソームの定量解析を目指している中で、ナノワイヤを利用して、わずか1ミリリットルの尿からがんを特定する技術を新たに発見。同技術を実用化すべく、代表の小野瀨と共に2018年5月にCraif株式会社を創業。


■ Craifについて
 Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP™(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifではNANO IP™を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。

【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
設⽴:2018年5⽉
資本⾦:1億円(2023年3⽉20日現在)
事業:がん領域を中⼼とした疾患の早期発⾒や個別化医療、次世代検査研究・開発、がんリスク検査 miSignal®︎(マイシグナル)の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
URL:https://craif.com/

他の「研究」関連のニュース一覧

研究
2026/05/08
Craif、AACR Annual Meeting 2026(米国がん研究協会年次総会)にて尿中マイクロRNAを用いた婦人科腫瘍の早期発見に関する共同研究成果を発表
研究
2026/04/30
Craif、AACR Annual Meeting 2026(米国がん研究協会年次総会)にて尿中マイクロRNAを用いた肺がんの早期発見・予後予測に関する共同研究成果を発表
研究
2026/04/30
たった1回の採尿で肺がんの早期発見・予後予測・再発モニタリングが可能に!尿中マイクロRNAとAIで肺がんを高精度に検知
〜研究成果が学術雑誌「npj Precision Oncology」に掲載〜
研究
2026/04/06
Craif、EAU 2026(欧州泌尿器科学会)にて泌尿器がん(腎細胞がん、前立腺がん、尿路上皮がん)に関する共同研究成果を発表
研究
2026/02/24
がんのサインは、血液よりも「尿」へ。その仕組みを世界で初めて解明
Science Advances 誌に掲載:エクソソームを尿へ運ぶ生体メカニズムを提示、尿中マイクロRNA検査の科学的基盤を強化〜

がん対策にお悩み・疑問のある方はこちらへ

がん対策に
お悩み・疑問のある方はこちらへ

LINEマイシグナル公式LINE✨

あなたにぴったりのマイシグナル製品がわかる「おすすめがんリスク検査診断」をはじめ、お役立ち情報を配信しています。

今すぐLINEで診断する

ご注文前の方向け 電話相談窓口☎

ご注文前の方向け
電話相談窓口☎

がん検査の疑問や不安に、専任アドバイザーが丁寧に対応いたします。

10:00 - 18:00 日・祝定休 通話無料