研究実績

すい臓がん
早期発見技術の研究


進行がんと早期がんで生存率が
大きく変わる「すい臓がん」

すい臓がんは早期発見が難しく、ステージ4の5年生存率はわずか1.8%。

しかし、ステージ1で発見できれば5年生存率は約42%、さらに腫瘍が10mm以下なら約80%に改善するとされ、早期発見が生存率向上の鍵となります。

すい臓がんのステージごとの5年生存率。10mm以下は80%以上、限局(ステージ1)は42.1%、領域(ステージ2,3)は12.4%、遠隔(ステージ4)は1.8%

参照: 国立がん研究センターがん情報サービス「全国がん罹患モニタリング集計 2009-2011年生存率報告」、Pancreas 2012; 41: 985-992

早期すい臓がん検出感度92.9%
という高水準の実現

従来の血液マーカー(CA19-9)による早期すい臓がんの検出感度は37.5%に留まっていました。
本研究では、尿中マイクロRNA検査により、感度92.9%という高い精度を実現し、既存の血液検査の約2.4倍の精度で早期リスクを捉えられる可能性を示しました。

血液マーカーCA19-9と尿中マイクロRNAの早期すい臓がん(ステージ1/2A)検出感度。CA19-9は37.5%、尿中マイクロRNAは92.9%で約2.4倍

※ 感度と特異度のバランスが最も良いしきい値を設定した場合の数値。すい臓がん全体での感度は88.2%

計4年にわたる多施設共同研究

本研究において最も困難だったのは、研究に必要な「早期すい臓がん患者」の尿検体を集めること。
すい臓がんがステージ1で発見されること自体がとても稀なことだからです。

本研究では複数医療機関と共同研究を行い、4年間かけて研究に必要な検体を収集しました。

検証実験

4年間かけて 尿検体を収集・分析

すい臓がん の方153
健康な方309

本研究における共同研究機関

  • 国立がん研究センター中央病院
  • 慶應義塾大学
  • 北海道大学
  • 川崎医科大学
  • 鹿児島大学
  • 北斗病院
  • 熊谷総合病院
国際的な医学硏究誌eClinical Medicineにて論文発表

今回の研究結果は、国際的な医学研究誌eClinicalMedicineの査読を通過し、論文発表を行なっております。


共同研究者の声

加藤 容崇先生

加藤 容崇先生

がんゲノム医療専門 医師・医学博士

すい臓がんは早く見つければ決して手遅れにはなりませんが、その早期発見が非常に難しいのが現状でした。

今回の研究の大きなポイントは、尿中のマイクロRNAを調べることで、従来の腫瘍マーカーでは難しかった早期ステージから、92.9%という高い感度で検出できることを明らかにできた点です。

忙しい方はなかなか病院にいく時間が取れないものです。そういった方こそ、自治体の検診と組み合わせて、自宅で簡単にできる尿検査「マイシグナル」を有効活用していただければと思います。

A noninvasive urinary microRNA-based assay for the detection of pancreatic cancer from early to late stages: a case control study
eClinicalMedicine 2024: 78: 102936.

研究実績

すい臓がん
早期発見技術の研究


進行がんと早期がんで生存率が大きく変わる「すい臓がん」

すい臓がんは早期発見が難しく、ステージ4の5年生存率はわずか1.8%。

しかし、ステージ1で発見できれば5年生存率は約42%、さらに腫瘍が10mm以下なら約80%に改善するとされ、早期発見が生存率向上の鍵となります。

すい臓がんのステージごとの5年生存率。10mm以下は80%以上、限局(ステージ1)は42.1%、領域(ステージ2,3)は12.4%、遠隔(ステージ4)は1.8%

参照: 国立がん研究センターがん情報サービス「全国がん罹患モニタリング集計 2009-2011年生存率報告」、Pancreas 2012; 41: 985-992

早期すい臓がん
検出感度92.9%という高水準の実現

従来の血液マーカー(CA19-9)による早期すい臓がんの検出感度は37.5%に留まっていました。
本研究では、尿中マイクロRNA検査により、感度92.9%という高い精度を実現し、既存の血液検査の約2.4倍の精度で早期リスクを捉えられる可能性を示しました。

血液マーカーCA19-9と尿中マイクロRNAの早期すい臓がん(ステージ1/2A)検出感度。CA19-9は37.5%、尿中マイクロRNAは92.9%で約2.4倍

※ 感度と特異度のバランスが最も良いしきい値を設定した場合の数値。すい臓がん全体での感度は88.2%

計4年にわたる
多施設共同研究

本研究において最も困難だったのは、研究に必要な「早期すい臓がん患者」の尿検体を集めること。すい臓がんがステージ1で発見されること自体がとても稀なことだからです。

本研究では複数医療機関と共同研究を行い、4年間かけて研究に必要な検体を収集しました。

検証実験

4年間かけて
尿検体を収集・分析

すい臓がん
の方
153
健康な方309

本研究における共同研究機関

  • 国立がん研究センター中央病院
  • 慶應義塾大学
  • 北海道大学
  • 川崎医科大学
  • 鹿児島大学
  • 北斗病院
  • 熊谷総合病院
国際的な医学硏究誌eClinical Medicineにて論文発表

今回の研究結果は、国際的な医学研究誌eClinicalMedicineの査読を通過し、論文発表を行なっております。


共同研究者の声

加藤 容崇先生

加藤 容崇先生

がんゲノム医療専門 医師・医学博士

すい臓がんは早く見つければ決して手遅れにはなりませんが、その早期発見が非常に難しいのが現状でした。

今回の研究の大きなポイントは、尿中のマイクロRNAを調べることで、従来の腫瘍マーカーでは難しかった早期ステージから、92.9%という高い感度で検出できることを明らかにできた点です。

忙しい方はなかなか病院にいく時間が取れないものです。そういった方こそ、自治体の検診と組み合わせて、自宅で簡単にできる尿検査「マイシグナル」を有効活用していただければと思います。

A noninvasive urinary microRNA-based assay for the detection of pancreatic cancer from early to late stages: a case control study
eClinicalMedicine 2024: 78: 102936.

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