マイシグナル
がんリスク検査 マイシグナル®️ 受検体験談 (55歳女性) – 気になる検査結果とは?
- 公開日: 3/12/2024
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- 最終更新日: 8/2/2024
水木有子さん(仮名)は今年55歳を迎えるライターです。カメラが趣味で、休日には小旅行を兼ねて風景や名城・名跡の撮影を楽しまれています。中学生と大学生の2人の息子さんを育てるお母さんでもあり、ライター業の合間に家事をこなされています。
仕事と子育てで日々多忙な日々を過ごしている水木さん。自分の健康管理になかなか時間を割くことができないまま、がん検診や健康診断を受ける足も遠のいてしまっています。
今回、そんな水木さんにマイシグナル®️を受けてもらいました。
\50歳を過ぎたらすい臓がんリスク検査/
自宅でできる、がんのリスク検査
マイシグナル®
50歳を過ぎるとすい臓がんの発症率が上昇。特に初期段階では症状がほとんど出ないため、病院に行くタイミングが遅くなってしまいがちです。 マイシグナル®なら自宅で尿を採取するだけで、すい臓がんのリスク検査ができます。
マイシグナル®の詳細はこちら目次
いつかはがんになるだろうけれど、今は特に心配はしていない
──「マイシグナル®️」はご存じでしたか?
線虫を使ったがん検査法があるのは聞いたことがあったのですが、マイクロRNAというものを使った方法があるのは初めて知りました。試験段階ではなくて、もう製品化されているのにも驚きました。
尿や唾液で簡単に検査できると知り、一度検査を受けてみたいと思ったんです。
──ご興味を持っていただけて嬉しいです。水木さんのご家族やご親戚、ご友人などでがんになられた方はいらっしゃいますか?
父が胃がんで亡くなっています。他にも祖母や叔父、従姉妹もがんでした。がんで闘病中の友人もいます。
50代という年齢的にも、これから増えていくんだろうなと感じています。
──水木さん自身はがんに対してどのようなイメージをお持ちですか?
日本人の死因の第一位ががんなので、自分もいつかはがんになるだろうなと思っています。人間いつかは寿命を迎えるので、その原因ががんなのか、不慮の事故なのかはわかりませんが、特にがんを怖いと思ったことはないです。
がん検診は数年前に受けたきり、持病もなく健康なので必要性を感じない
──がん検診や健康診断を最後に受けられたのはいつでしょうか?
がん検診は、数年前に大腸がん検診で便の検査を受けたのが最後ですね。大腸がん検診のキットをボランティアで自宅に配ってくれる方がいて、それを利用しました。毎年届くのですが、ボランティアの方の自宅に持っていく必要があって…。他所のお家に便が入った容器を届けるのに抵抗があって、一度しか利用していないです。
胃がん検診や肺がん検診は受けたことがないですし、乳がん検診は10年前に受けたことがあったような…。
健康診断は、簡易的なものを毎年受けています。問診や血液検査、メタボ検診、心電図などの検査はありますが、レントゲンや内視鏡検査などは受けていないですね。
──やはり多忙でがん検診を受ける時間がありませんか?
忙しいのもありますが、持病もなくずっと健康だったので、がん検診を受ける必要性を感じていないんです。
あと、フリーランスなので職場での健康診断がないことも大きいですね。勤めていた頃は、年1回、職場でがん検診を含めた検査を無料で受けられましたが、今は個人で病院を受診しないといけません。がん検診を受けにわざわざ病院に行きたくないのが本音です。
──確かに、病院を受診するのは勇気と勢いが必要ですよね。では、個人的に健康になにか気を使われていることはありますか?
特にはないのですが、強いてあげるなら野菜を多く摂るようにしています。子どもが男の子2人なので、お肉メニューが好まれるのですが、意識して野菜のメニューを増やしています。
あと最近、運動習慣を身につけたいと思い、スマートウォッチの歩数計を利用し始めたんです。1日だいたい1500歩ほど歩いています。少しずつ、増やしていけたらいいなと思っています。
マイシグナルは「素晴らしい!」でも検査結果が悪かったら…と不安
──「マイシグナル®️」のサービスを知って率直にどう思われましたか?
「素晴らしい!」の一言です。「待たなくていい」「痛くない」「自宅で完結する」と3拍子揃っているのがとても良いと思います。
病院でがん検診を受けるとなると、待ち時間があって、検査方法によっては痛みがあり、検診の日だけでなく結果を聞きに病院に行く必要が出てきますが、そういった負担がないのが良いですね。
──好評をいただいて嬉しい限りです。検査に対して不安はないですか?
実は、「検査の結果が悪かったらどうしよう」と不安な気持ちはあります。がんへの不安は特にないのですが、実際に「がんのリスクが高い」と知らされたら、だいぶ落ち込むかもしれません。
でも、今回のマイシグナル®️の検査を受けなければ、がん検診に行くこともおそらくないと思います。検査結果がどうあれ、良いきっかけにしたいと思います。
──がんのリスクを知ることは大切ですね。それでは、検査キットが届いたら、またお話を伺えればと思います。
検査を受けてみて: イラスト付きで検査の流れがわかりやすい
ついに検査キットが到着しました。検査結果への不安はあるものの、検査自体は楽しみにされている水木さん。検査キットを受け取ってから、検査容器を送付するまでの様子や感想を伺いました。
──検査キットはどのような形で届きましたか?
検査キットは配送用の箱の中に、「マイシグナルSCAN」と書かれた箱が入っていました。箱を開けると、尿を入れる透明の細長い容器が入っていて、その下に検査の手順が書かれた用紙がありました。
──検査キットが届いてから検体を送るまでのプロセスは問題なかったでしょうか?
パッケージに検査の流れがイラストで書かれていたので、パッと見ただけで検査の手順がわかるようになっていました。スマホでQRコードを読み取って、Web申込票に身長・体重、喫煙や飲酒の習慣、家族歴などを入力したら、あとは容器に尿を採取して封筒に入れて送るだけでした。検査の流れはとても簡単で良かったです。
ただ、スムーズに行かない部分もありました。
このQRコードじゃないの?まさかの読み取り間違い
──検査の手順でスムーズに行かない部分があったそうですが、どういったところでしょうか?
検査の手順自体は簡単だったのですが、QRコードの読み取りで手間取ってしまいました。検査手順の用紙に書かれているQRコードを読み取らないといけないのに、採尿容器のラベルに印刷されたQRコードを読み取ってしまったんです。
QRコードを読み取れば、Web申込票につながるはずなのにつながらず…。案内用紙と採尿容器のQRコードが同じものだと思い込んでいましたが、別物だったんですね。
──確かにパッと見ただけだと、同じQRコードと思ってしまいますね。わかりにくくて申し訳ありません。他に、気になる点があればぜひ教えてください。
QRコードの件のほかは、特に問題ありませんでした。採尿容器のふたはねじって閉めるタイプでしたし、吸水スポンジの入ったチャック付きの袋も付いていて外にこぼれる心配がないのが良いですね。自宅で検査ができてポストへ投函するだけで済むのも、手軽で良かったです。
──無事に採尿容器の郵送も済んでなによりです。結果が出るまで1か月ほどかかりますので、また結果が出たらお話を伺えればと思います。
検査結果にドキドキ!その結果は…
検査結果が届いた水木さん。しかし「ドキドキして開けられない」となかなか開封に踏み切れず。がんのリスクを知るための検査とは言え、7つのがんについてまとめて結果を確認するのは想像以上に不安が強い様子です。
そして、検査結果が届いてから3日後にお話を伺うことができました。
──検査結果が届いたそうですが…いかがでしたか?
ドキドキしてなかなか開けられなくて…。もし結果が良くなかったら仕事が手に付かなさそうなので、先に直近の仕事をすべて終わらせてきました。
結果ですが…
すべて低リスクでした!
──それはなによりです!どのように結果が届いたのでしょうか?
封筒で届いたのですが、30ページほどの報告書と、マイシグナル®️の案内用冊子が2冊入っていました。報告書には、各がんのリスクが「低リスク」「中リスク」「高リスク」の3段階で書かれた一覧表や、各がんのリスクスコア、受検後の対応などが書かれていました。
図やグラフで一目でわかるようになっていて、結果に合わせた対応法もわかりやすく書かれていました。私の場合は低リスクで特に症状もないので、1年に1回のマイシグナル®️受検が推奨されていました。
不安は的中せず!検査結果に「よかったー!」
──結果を見て率直な感想をお願いします。
「よかったー!」の一言です。結果が悪いものではなかったので安心しました。検査結果が高リスクばかりだったらどうしようかと。
──がん検診を7つ同時に受けて、結果をまとめて聞くような気分ですよね。検査結果を見るまで不安だったかと思います。今回、このマイシグナル®️を受けてみて良かったでしょうか?それとも受けないほうが良かったでしょうか?
受けて良かったと思います。7つのがん検診をまとめて受けるのは難しいですが、マイシグナル®️なら尿検査だけでがんのリスクがわかるので手軽に受けられて良かったと思います。
すべて低リスクという結果で安心しました。
マイシグナル®️のアドバイスを今後に活かしたい
──今回、マイシグナル®️を受検されたことで、ご自身のがん検査への向き合い方や生活習慣は変わると思われますか?
生活習慣は変えないといけないなと思います。資料の中に「毎日1時間は運動する」「1週間に1時間程度は汗をかく運動をする」など、生活習慣に関するアドバイスがいろいろ書かれていたんです。運動はほとんどしていないので、今後の課題ですね。
がん検査については、1年後にはなにかしら受けないといけないなと思っています。毎年受けている健康診断も続けたいですね。
──マイシグナル®️をどういう人におすすめしたいですか?
忙しい人、家族にがんが多い人、金銭的に余裕がある人に勧めたいですね。がん検診を受けるとなると、1つの検査に1日かかることもあります。結果を聞きに行くのも、後日聞きに行かないといけない場合もありますよね。
マイシグナル®️なら7つ同時に、尿検査1回で検査ができるのでとても楽ですね。
ただ、金額的に決して安いとは言えないので、もっと普及してお財布に優しくなればいいなと思います。
金額的に決して安いとは言えないものの、がん検診を受けるための時間や費用、手間を考えるとメリットのほうが上回ると感じました。
マイシグナル®️でがんに備える
マイシグナル®️を受検し、7つのがんについて現在のリスクを知ることができた水木さん。検査結果は想像していたよりも良いもので、気分も晴れやかな様子でした。
現在の日本では、一生のうち2人に1人ががんになります。がんは身近な病気になっており、誰がかかってもおかしくはありません。さらに、がんの発見が遅れれば命に関わります。
そんながんのリスクを事前に知っておくことは、地震や災害に備えて防災グッズを準備したりハザードマップを確認したりすることと同様、命を守るために必要な行動と言えるでしょう。
「どのがんのリスクがどれぐらいあるのか」、そして「その結果に対してどう行動すべきか」を知ることは、自分や家族の命や人生を守ることにつながります。
唾液や尿だけで大腸・肺・胃・乳房・卵巣・すい臓・食道の7つのがんの遺伝的リスクや現在のリスクをチェックできる検査キット「マイシグナル®️」。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
- ※本記事は個人の感想です。
この記事の著者
広田沙織
看護師 医療ライター兼ディレクター 医療ライターズ事務所メディペン所長 国立循環器病センター(現・国立循環器病研究センター)にて看護師として勤務。2016年より医療ライターとして医療関連のWebコンテンツ制作に関わり、1000記事以上の記事を執筆する。2020年に医療ライターズ事務所メディペンを立ち上げ、提携ライターと共にエビデンスに基づいた医療記事の執筆を行う。
この記事の監修者
水沼 未雅
博士(薬学)、薬剤師
京都大学薬学部卒業。東京大学大学院 薬学系研究科にて博士号(薬学)取得。アストラゼネカ株式会社のメディカルアフェアーズ部門にて、新製品の上市準備、メディカル戦略策定、研究企画、学術コミュニケーション等を経験後、Craifにて事業開発に従事。