活用事例
マイシグナル
健康診断の「空白地帯」を埋めたい。職人たちを守るためにマイシグナルを導入した理由【コヅカテクノ株式会社】
- 公開日: 7/22/2026
- |
- 最終更新日: 7/23/2026

コヅカテクノ株式会社
所在地:愛知県
業種:製造業(金属加工)
従業員数:約50名
認定:健康経営優良法人 ネクストブライト1000(2年連続)
導入検査:マイシグナル・スキャン/マイシグナル・ナビ
コヅカテクノ株式会社は、愛知県に拠点を置く金属加工の製造業です。約50名の社員の多くが職人であり、一人前になるまでに5年から10年を要するため、社員に長く健康に働き続けてもらうことが経営の根幹に直結します。2017年から健康経営に取り組み、健康経営優良法人「ネクストブライト1000」を2年連続で取得。2025年には、健康診断では補いきれないがんリスクの「空白地帯」を埋める手段として、マイシグナルを導入しました。
今回は、代表取締役社長の小塚義典氏に、マイシグナル導入の背景と現場での手ごたえについてお話を伺いました。
目次
インタビュー動画
社員に長く働いてもらうために、健康が一番大事
──健康経営に取り組み始めたきっかけを教えてください。
小塚氏:当社は職人を育てる会社です。一人前になるまでに5年、10年かかりますので、社員には長く在籍してもらう必要があります。そのためには健康が一番大事だということで、健康経営に取り組もうと考えました。
──最初はどのような施策から始めたのでしょうか。
小塚氏:最初は感染症対策でした。インフルエンザで複数の社員が休むと現場が回りません。2017年頃から空気清浄機の設置や手洗いの徹底を進め、その後、健康診断の受診率100%を目指して一人ひとり説得して歩きました。
──職人さんへの健康施策の浸透で、意識されてきたことはありますか。
小塚氏:職人さんって、自分で腹落ちしないと絶対にやってくれないんです。いい意味ではすごく真っすぐな人たちなんですが、だから会社が先に「健康を大切にする」と示すことが大事だと思っています。会社が本気だと伝わってはじめて、社員も一緒に向いてくれる。そういう信頼関係を積み重ねてきました。

健康診断で3名のがんを発見。それでも埋まらない「空白地帯」があった
──マイシグナルを導入した背景を教えてください。
小塚氏:健康経営を始める前に、健康診断で3名のがんを発見しています。残念ながら2名は2年ほどで亡くなりました。1名は今も元気に働いてくれています。健康診断をやっても、すべてが見つかるわけでも、すべてを止められるわけでもない。健康診断の「空白地帯」をなんとか埋めたいという思いがありました。
──マイシグナルを選んだ理由を教えてください。
小塚氏:血液検査や検便では見つかりにくいがんも検出できると聞いて、非常に興味を持ちました。選んだ一番の理由は手軽さです。病院に行きたくない社員が多い中で、自宅でできる尿検査であれば抵抗が少ないだろうと。検便より壁が低いだろうと考えました。
──マイシグナルと健康診断の役割分担はどのようにお考えですか。
小塚氏:健康診断を使いながら、なるべく明確に「大丈夫だよ」「気をつける方がいいよ」「早く医者に行った方がいいよ」と言えるようにしたい。マイシグナルを入れることで、その空白地帯が随分小さくなりました。まだ十分ではないかもしれませんが、1つの確かな手段として選びました。
1人の社員を守るための費用として、そんなに高いものではない
──費用対効果についてはどのようにお考えですか。
小塚氏:今は日本全体で人が入らない状況です。1人の社員を守るための費用として、健康診断やマイシグナルの費用はそんなに高いものではないと思っています。他の検査も含めて継続して実施していくつもりです。
──導入後、社員の反応はいかがでしたか。
小塚氏:リスクが低い結果が出た社員はほっとして、にこやかに話してくれます。私の方も健康診断と同様に、結果について社員と直接お話しする機会を持つようにしています。
──健康経営に対する社員の評価は、どのように把握されていますか。
小塚氏:当社は毎年エンゲージメントスコアを測定しています。健康経営については社員からとても高い評価をいただいておりまして、「会社は法規制が1番、健康が2番というくらいのところを考えてくれている」というコメントを残してくれる社員がいます。こういった声が、取り組みを続ける一番の原動力になっています。

申請書を自分で書くことが、経営の勉強になっている
──健康経営優良法人の申請書を社長自ら記入されているそうですね。
小塚氏:2018年の初回から、ずっと私が書いています。中小企業だからこそ、社長が判断すればすぐ動けます。申請書を書いていく中で「何が不足していて、何ができているか」が分かってくるんです。それが毎年の経営の勉強になっています。がん検査や女性特有の疾患など、カバーすべき部分が見えてきて、その流れでマイシグナルを選びました。
──今後の展望を教えてください。
小塚氏:ネクストブライト1000を2年取りましたが、ここで止めては社員に油断したと思われます。今年は歯科検診と脳ドックの費用補助を新たに加えました。40歳以上の6割以上が脳ドックに申し込んでくれています。健康経営は、競うためにやっているわけではありません。そもそもは社員の健康をしっかり守ることが目的ですので、当社なりのやり方でこれからも続けていきたいと思います。
──貴重なお話をありがとうございました。
- ※マイシグナルシリーズは医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に代わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。
この記事をシェア
この記事の監修者

博士(薬学)、薬剤師
京都大学薬学部卒業。東京大学大学院 薬学系研究科にて博士号(薬学)取得。アストラゼネカ株式会社のメディカルアフェアーズ部門にて、新製品の上市準備、メディカル戦略策定、研究企画、学術コミュニケーション等を経験後、Craifにて事業開発に従事。
カテゴリから探す
キーワードから探す






