がん検査
【すい臓がん啓発イベントレポート】本田圭佑 × 医師が語る 健康法とがん対策
- 公開日: 3/7/2025
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- 最終更新日: 3/7/2025

すい臓がん啓発イベント「本田圭佑 × 医師が語る 健康法とがん対策」を愛知県名古屋市内の中日ホールで開催。
「すい臓がん啓発プロジェクト」の参画医療機関である名古屋大学 川嶋 啓揮教授、すい臓がんにおける最先端の研究に取り組む慶應義塾大学 加藤 容崇先生より、すい臓がんに関する最新の情報や、早期発見の重要性について解説いただきました。
さらに、世界で活躍されている本田 圭佑さんをスペシャルゲストとしてお迎えし、加藤 容崇先生、Craif株式会社CTOの市川 裕樹と「2人に1人ががんになる時代、私達はがんにどう向き合うべきか」をテーマに、がんとの向き合い方や健康への考え方について対談を行いました。
イベント後には、マイシグナル・スキャンの体験会を実施。会場には600名以上の方が来場し、がん予防・早期発見への関心の高さが感じられるイベントとなりました。
本記事では、すい臓がんの早期発見、早期治療の重要性について対談した内容をお伝えします。

目次
プロフィール
ゲスト:本田 圭佑氏
X&KSK Co-Founder & General Partner。
プロサッカー選手/指導者、エンジェル投資家、起業家。サッカーワールドカップにて3大会連続でゴール・アシストを達成した史上6人目のサッカー選手となった。ベンチャー投資においては、2016年、自身の資産を運用する個人ファンド「KSK Angel Fund」を設立し、2018年、俳優のWill Smithと共同で「Dreamers Fund」を設立。さらに2024年に「日本初のデカコーン企業を生み出す」というミッションのもと「X&KSK」を設立。
ゲスト:慶應義塾大学 医学部腫瘍センターがんゲノム医療ユニット 特任助教 加藤 容崇先生
北海道大学医学部医学科卒業。同大学院(病理学分野専攻)で医学博士号取得(テーマは脳腫瘍)。北海道大学医学部特任助教として勤務したのち渡米。ハーバード大学医学部附属病院腫瘍センターにて膵臓癌研究に従事。帰国後、慶應義塾大学医学部腫瘍センターや北斗病院など複数の病院に勤務。専門はがん遺伝子解析、膵臓癌を中心とした新規診断方法、治療方法の開発。日本サウナ学会、日本鍼治療標準化学会の代表理事もつとめ、健康(疾患の早期発見、予防)に関する研究を第二の専門としている。
Craif株式会社 最高技術責任者CTO 市川 裕樹
名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授。東京大学大学院 薬学系研究科にてケミカルバイオロジーを専攻し博士号(薬学)を取得。大学院修了後、2013年にバイエル薬品に入社。オンコロジーや眼科領域事業でMR、マーケティングの経験を積んだ後、経営企画や全社プロジェクトのPMO等、幅広い業務をリードした。 同社を退職後、2019年1月Craif株式会社に参画。

スペシャル対談【本田圭佑 × 医師が語る 健康法とがん対策】

市川:本日は加藤先生と本田圭佑さんにお越しいただき、「2人に1人ががんになる時代に、我々がどのようにがんと向き合うべきか」について、それぞれの立場から見解をお話します。
加藤先生とはCraif創業当初から共同研究等々で深く関わらせていただいております。マイシグナルの開発や、すい臓がんの早期発見の論文でご一緒させていただきました。
本田圭佑さんには、Craifのビジョンに深く共感していただき、サポートをいただいております。
進行:まず本田さんに伺いたいんですけれども、本田さんはなぜがんに興味を持たれたのでしょうか?
がんは他人事だと思っていた ー Craifとの出会いで変わったがんへの意識
本田:Craifとの出会いをきっかけに強く興味を持ち始めました。実は家族の中にはがんで亡くなった人もいて、がんになって手術で助かった人もいます。意外にがんとは縁があるんですけど、がんで早くに亡くなった家族がいなかったこともあり、そこまで真剣に考える機会はありませんでした。
今回Craifとの出会いで一番びっくりしたのが、すい臓がんの進行の早さや、症状が出ないなどの基本的なことです。また、どれだけの確率で人がすい臓がんになるのか、その多さにすごくびっくりしました。
進行:詳しくないときはがんに対してどんな印象をもたれていたのでしょうか。
本田:今もそこまで詳しくないんですけど、Craifに投資をさせてもらうにあたっていろいろ自分なりに勉強しました。それ以前のがんに対する印象は、他人事です。
自分はなんだかんだで大丈夫だろうって思っている節がありました。家族にがんの人がいてもそう思うぐらいですから、真剣にがんに向きあうのはなかなかハードルがあるなと今回のきっかけで学びました。
検査の普及を阻む心理的ハードル

市川:がん検診って皆さん聞いたこととか受けたことがあると思います。しかし、がん検診は実は40%ぐらいの人しか受けていません。
受けた方がいいと言われてるのに、人ってがん検診とかに時間を使わないんですよね。がん検診を受けない理由を聞いてみると「受ける時間がない」や「健康状態に自信がある」など、今本田さんが言ったみたいに自分ごとにできていない印象がありました。
科学的には受けた方がいいのに、なかなか人が受けない状態を何とかしたいという思いがあってこのような検査を開発しています。
加藤先生、この状況を医師の立場から見てどう思いますか。
加藤:人間だもの、しょうがないと思います。
がん検診は重要なんですけど、若い頃はがんになる確率もそこまで高くないから、まさか自分がなると思わないのが当たり前なんですよね。
それに対して、今の世の中で進んでいるのが、「がんになったらこんなに恐ろしいことが起こりますよ」って脅かすことです。
個人的には脅かされて行動を変えさせるという社会があまり好きではありません。短期的に焦って、一回はがん検診に行く方もいらっしゃると思います。しかし、長続きはしないと思うんですよね。
ずっと脅かし続けるよりは、Craifの検査みたいに自然と受けやすくしたりとか、本田さんを招いてこういったセミナーを開催したりとか。ポジティブな明るい気持ちで行動変容する方が大事ではないかと思っています。
時間がないって言っても、実際あるんですよ。 あるんですけど、がん検診よりゲームや漫画やテレビが優先されるのは当たり前なので、そういった人たちを明るく変える方に頭を使った方がいいんじゃないかなと思い、Craifとコミュニケーションを取り続けているっていうことがありますね。
本田:病気になって場合によっては手術をして、余命ももしかしたらめちゃめちゃ長く生きられないとか、その後も社会復帰できずに収入がないとか、ダウンリスクが大きいわけじゃないですか。
ただそれをわかった上で、それでも絶対にたばこをやめない人とか、たまにいらっしゃるじゃないですか。それはその人の人生の選び方なので、いいと思います。
でも、リスクを理解したうえで選択することが大切だと思う。
なので、それについてはもう少しシェアした方がいいんだろうなと思います。
市川:おっしゃる通りで、理解したうえで受けないとか、そういった選択っていうのはあり得ると思います。しかし、がん検診を受けていない6割の人が、検診を早く受けてがんを見つけられたらどうなるかを理解して行動しているかというと、まだそうではないように思います。
本田さんが言っていた「がんについてあまり知らなかった」というのは、周りの方も同じでしょうか。
本田: 僕らの世代ではがんについて知ってる人の方が圧倒的に少ないですね。年齢が上がるにつれて少しずつ知識がついていくとは思うんですけど。僕自身は全く何もわからないところからスタートしたので、がんについて知るべきだと思いましたし、知って初めてどうするか決めるべきだと思いました。
すい臓がんの理想の検査頻度は3ヶ月に1回

市川:早期で見つかるとだいぶ予後がいいというのは医師のなかでは常識だと思うんですけど、加藤先生が一般の方とお話するなかで、浸透していると思いますか。
加藤:みんな、がんは早く見つかれば助かるというのはわかっていると思います。ただ、どれくらい早く見つければいいのか、どれくらいの頻度で検診に行かなければいけないかは知らないのかもしれません。
例えば、がん検診は毎年行ってくださいねと話をするんですよ。毎年は面倒くさいと、結構な数の方から反応があります。でも、すい臓がんって実は年1回じゃ足りないことがわかってるんですよね。
すい臓がんのリスクが高い人たちをがんになる前から追う「十勝すい臓がんプロジェクト」をやったときに、全員を救える検診の頻度って3ヶ月に1回だったんですね。 半年だと進行した状態で見つかる方がいらっしゃったということだったので。

本田:理想の検査頻度は3ヶ月に1回ですか?
加藤:すい臓がんの場合はそうです。他のがんについてはわかっていません。
本田:それは多いですね。
加藤:そうなんです。3ヶ月に1回なんて病院に行くわけないじゃないすか。なのでCraifとその話もしました。
実は大腸がんなどの人口が多いがんの種類をターゲットにしようという話も一時期出ていました。でも大腸がんは内視鏡や便潜血などの優れた検査があるから、むしろ内視鏡を5年や10年に1回に伸ばす研究が進んでるくらいなんです。
逆にすい臓がんは3ヶ月に1回とか検査しないと見つからないので、病院に行くわけないと。 それなら尿ですい臓がんを検査するしかないよねって話で、僕が無理やり戦略をねじ曲げた経緯もありました。
市川:そういったディスカッションをさせてもらって、ようやくすい臓がんの早期発見に関するデータを去年末に公表できました。あのとき加藤先生が軌道修正をしてくださってなかったら、すい臓がんへの対策はさらに遅れていたので、本当に加藤先生のおかげだと思っています。
マイシグナル・スキャンのメリット、デメリット
本田:逆に課題はどういうところになるんですか?
加藤:ここまでメリットばっかり言ってきたんですけど、当然弱点もあります。「簡単で精度が高くて複数のがんが見つかるなら、この検査だけでいいじゃん」と思っちゃう人が結構多いんですよね。
すい臓がんは感度や特異度が高く検出できるんですけど、例えば、胆管がんや肝臓がんなど、マイシグナル・スキャンの検査項目に入ってないがんは全く見つけられない。簡便で検出感度が高い一方で、網羅性が最大の弱点だと思いますね。
市川:素直なご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りで、がんは細かく見ていくと希少がん含めても何十種類とあり、完全にカバーするのは難しいです。 現在は主要な7種のがんをカバーしていますが、これだけ受けていたらいいかというと、そうではありません。
この検査で高リスクの結果が出たとしても、それでがんの次の検査や次のステップが確定するというよりは、その結果を踏まえて医師と相談して追加の精密検査を受けていただくことが大事だと思っています。
スクリーニング検査として自分にどんなリスクがありそうか知ってもらいながら、人間ドックやがん検診で提供されているような検査をしっかり受けていただきたいと思います。
つまり、全ての検査をマイシグナルに置き換えるというより、これを受けることで皆さんががん検診を身近に感じ受けやすくする、そういった形で発展していきたいと思っています。
検査と治療の費用における経済的視点
本田:値段とかって結構ポイントだと思うんですけど。今後値段を下げて提供する計画はあるんですか?
市川:そうですね。マイシグナルシリーズの中でも、マイシグナル・スキャンという一番ハイエンドのものもあれば、マイシグナル・ライトという廉価版も取り揃えていています。用途に応じて使い分けていただくのがベースになります。ですが、すい臓がんの現状を打破するのに最も効果的な検査は「マイシグナル・スキャン」だと思っています。一見高いと思われる方も多いかもしれませんが。
本田:保険代・手術代・入院代や、病気で稼げなくなって収入が減ることを踏まえたトータルパッケージで考えてみてくださいっていうところですよね。
本当にそれって高いんですかと。がんになったらもっと高い出費になる。
市川:実際これについてはデータも出ています。やっぱりがんは早く見つけると、かかる医療費って全然違うんですよね。

手術で取り除けるかというのはがんのひとつの分岐点になっています。手術で取り除けない状態になってしまうと、かかる医療費が圧倒的に高くなってしまうんですよね。しかも予後も悪いと。
本田:これに載ってないとこで言うと、この期間仕事はできてないってことですよね。どれだけの期間かはわかりませんけど。
市川:そうですね。仕事ができていない方もいらっしゃって、3割ぐらいの方はがんになることで収入が大きく減るというデータも出ています。 なので、治療費もそうですし、仕事をしている方の場合、収入も減ってしまうということをどう捉えるかですよね。
毎年予防的な検査を受けることで、医療費のコスト等も含めて安くできることを、皆さんにどのように評価していただくかっていうことろですね。

加藤:最近は高額療養費制度も、何か不穏な動きをしてるじゃないですか。
保険があっても足りなくなるとか。不安を振りまくなみたいな話をしていて恐縮なんですけど、不安材料はいくらでもありますよね。
だから早めに見つけてチョキっと切っちゃった方がいいっていうのは、非常にリーズナブルですよね。

がん保険よりも検査が大事な理由
市川:がん保険ってかなりの多くの種類があり、数千万人が入っています。
がん保険に対してお金を払っているにもかかわらず、がん検査は受けない。 でも、がんになったときに保険でお金もらえて、それで十分なのかというところは改めて考えたいなと思います。健康を損なってお金の部分が保障されたとしても、本当にそれでハッピーなのかというところですよね。
本田:ちなみにがん保険入ってるっていう方、どれぐらいですか。ちょっと手挙げてもらっていいですか。多いですね、半分超えてるんじゃない。

市川:大多数の方がやっぱり入っていらっしゃるんですね。すごく浸透していますね。
加藤:僕は入っていないですけどね。
本田:僕も入っていないです。
加藤:がんになったらいくら何百万かお金が入っても大して役に立たないというか、水に油ですし。その分を本田さんのように資産運用した方がプラスになると思うんで。
本田:がん保険に入るぐらいなら、もっとちゃんと検査して早期発見した方がいいっていうのが伝えたいことですよね。
市川:自分はそう思っています。 この検査を全員に受けてほしいというよりは、がんを早期発見できる手段ができてきて、予後も良くなり治療費も安くなるという情報をみんなに知ってもらった上で選択してもらうことが大事かなと思っています。
本田:がんになるならないに関して、生活習慣って大事じゃないですか。でも生活習慣を変えるのって、大変なことじゃないですか。
それだったら、早期発見する努力はせめてしないと。一番いいのは生活習慣を完璧にして、がんにならない体作りをすることですが、難しいですよね。 それができないなら、検査をちゃんとしましょうと。それをしていない人たちのうち多くが、少なくともがん保険には入ってる。経済の話ばっかりしてましたけど、長く元気に生きることが一番大事じゃないですか。
だから、保険はあくまでがんになったときの保険でしかないんです。なってもすぐに治せるように早期発見、または生活習慣を改めてがんにならない体作りを少しでもやる。難しいですけどね。
忙しい人が検査を受けやすい仕組みづくり
加藤:かなり難しいですよね。 意識高い人は全人口の多分1%ぐらいで、一部の人は運動習慣があったりとか、食べ物に気をつけたりとかできると思うんですけど、残りの僕を含めた99%の人は意識低くてできないですよね。
市川: 本当におっしゃる通りで、これだけ早期発見予防が大事って言いながら自分も完全にそっち側の人間で、会社の健康診断も行けと最後まで怒られ続けてます。 その気持ちがわかるからこそ、検査のハードルをできるだけ低くすることにこだわっています。
本田:まず尿を送るだけでいいっていうのは、病院に行って血液を採ることに比べるとだいぶやりやすい。
ユーザーの人たちがより使いやすくなって、がんになる人たちを早期で救っていけるサービスになるといいなと思いますよね。
未来へ向けてわたしたちができること

進行:最後にこれからのがん医療で取り組みたいこと、また期待したいことは何でしょうか。
本田:一人でも多くの人にマイシグナルを使っていただいて、がんリスクを一日でも早く理解して、検査を受けて、もしがんになってた場合にはすぐ治療するというところですね。
どれだけ早いスピードで日本にマイシグナルを広めていけるかっていうところは、僕自身サポートしていきたいと思ってます。
まだまだこれからデータがたまっていくと思っていますので、そのデータに合わせてエビデンスがさらに増して、多くの人に信用を与えていくようなサービスになってほしいなと思ってます。
加藤:期待することについては、一人でも多くの人を救いたいということに尽きます。
そのために意識が高くない人でも、置いてきぼりにしないような仕組みですとか、あるいは価格ですよね。今のところ少し高いので。次世代シーケンサーは検体数が増えれば増えるほどどんどん安くなっていきます。
皆さんにご協力いただいたりとか、もちろん開発側も努力しながら、皆さんに使っていただきやすいような形で普及するのが大事なんじゃないかなと思います。
市川:我々としては、マイシグナルという検査をより使いやすく、あとデータを積み重ねてさらに良いものにしていく努力を常に続けることだと思っています。それをちゃんと皆さんに使っていただいて、社会に還元していくことに今後も力を入れてやっていきたいです。
なので、ぜひ皆さん今日のこの会で学んだことを周りの人に話していただいて、こういった検査があるよってことを広めていっていただき、ぜひ応援していただければと思います。
がん検査について気軽に相談できる「がん検査相談コーナー」も開催

当日はがんに対するお悩みを解消するべく、がん検査相談コーナーを設置。
マイシグナルの仕組みや受検頻度についてなど、幅広くご相談いただきました。
【相談無料】がん検査相談はお電話でも受け付けています!
マイシグナルでは「がん検査選びの相談窓口」を設けており、専門スタッフがお電話にてご相談を受付中です。料金は無料です。
がんは気になる。でも「今、どの検査を受けるべきか」迷われる方も多いと思います。
当窓口では、お客様のお悩みに応じて、がん検査選びの疑問点の解消をお手伝いします。
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マイシグナル・スキャンはすい臓がんもステージ1から

「マイシグナル・スキャン」は、すい臓がんを含む7種のがんリスクをステージ1から個別に判定できる検査です。従来の検査手法では早期発見が困難とされていたすい臓がんを、 感度・特異度92.9%※で検出できます。
検査方法は、自宅で尿を採取して送るだけ。病院に行く必要はありません。
万が一「リスクあり」と判定された場合、受診すべき診療科や追加検査を具体的にご提案するため、迷わず次の行動に移せます。
マイシグナル・スキャンで、「たぶん大丈夫」を、根拠ある自信へ変えてみませんか。
- ※感度・特異度:感度とは病気のある人を正しく、 「病気がある(陽性)」と判定できる割合、特異度とは病気のない人を正しく、「病気がない(陰性)」と判定できる割合
がん早期発見の重要性を広め、人々が天寿を全うできる社会を目指す
Craifはマイシグナルを通じて、がんの早期発見の大切さを社会に浸透させることで、「人々が天寿を全うできる社会」の実現を目指しています。
本イベントをきっかけに、一人でも多くの人ががんについて学び、行動を変えるきっかけにしていただければと願っています。
この記事の監修者

市川裕樹
名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授、博士(薬学)、薬剤師
東京大学大学院 薬学系研究科にてケミカルバイオロジーを専攻し博士号(薬学)を取得。研究活動に並行してGlobal Healthのプロジェクトにも従事。幼少期をオランダで過ごした海外経験と技術バックグラウンドを活かし、米国のNPOにてザンビア等の開発途上国への医療テクノロジー導入も支援。大学院修了後、2013年にバイエル薬品に入社。オンコロジーや眼科領域事業でMR、マーケティングの経験を積んだ後、経営企画や全社プロジェクトのPMO等、幅広い業務をリードした。 同社を退職後、2019年1月Craif株式会社に参画。