がんの症状

卵巣がんの症状と原因: 初期症状、卵巣がんになりやすい人とは?

  • 公開日: 2/16/2024
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  • 最終更新日: 2/21/2024
  • #卵巣がん
卵巣がんの症状と原因: 初期症状、卵巣がんになりやすい人とは?
質問者

質問者

先生、最近お腹がはっていて便秘気味なんです。ズボンのウエスト周りも急にきつくなってきました。これって年のせいでしょうか?

先生

先生

年齢を重ねるとホルモンバランスが崩れ、太りやすくなります。しかしお腹まわりが急にキツくなってきたとなると、病気の可能性も否定できません。

質問者

質問者

叔母が卵巣がんで亡くなっているので不安になってきました。

先生

先生

卵巣がんのうち、10%は遺伝によるものです。35歳頃から卵巣がんになるリスクは増加するので、気になるようでしたら1度検査を受けてみてください。(*1)

2019年卵巣がんに罹患した女性は約1.3万人で、30代半ばから急激に増え50代・60代でピークを迎えます。がんの罹患数では女性で12位と、それほど多くはありません。

しかし卵巣がんになる女性は年々増加しており、2015年の卵巣がん患者数は1990年頃の約2倍まで増えています。(*2)その背景には女性の出産数の減少や睡眠時間の減少など、社会進出に伴う様々な要因が絡んでいます。(*3)

また卵巣がんは死亡率が高いのが特徴で、2020年の卵巣がんによる死亡者数は約5,000人にのぼります。(*2)女性のがんの中でもより広く知られている子宮頸がんは年間の死亡者数が約3,000人なので、死者数ベースでは卵巣がんが圧倒しているのです。

卵巣がんは初期症状がほとんどなく、進行しても「お腹がはる」「便秘気味」など日常生活でよくある症状がほとんどです。そのため検査したいと思いつつも、なかなか行動に移せない女性は多いのではないでしょうか。

実際に、卵巣がんは見つかったときにはすでに進行していることが多く、それが死亡率が高い原因のひとつとなっており、その症状のわかりにくさからも「サイレントキラー」と呼ばれています。

ここでは、卵巣がんの症状と原因についてくわしく解説していきます。

この記事でわかること

  • 卵巣がんのリスクはは50代・60代でピークを迎える
  • 卵巣がんは年齢や排卵回数による影響が大きい
  • 卵巣がんは初期症状がないため早期発見が難しい
  • 症状があらわれた時にはすでに進行しているケースが多い
  • 発見のきっかけは、自覚症状による受診(「お腹がはる」「下腹部の痛み」など)が多い
  • 卵巣がんは予防に有効な検診が確立されていない
  • 症状があらわれたら早めに医療機関を受診することが大切

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卵巣がんとは

質問者

質問者

卵巣は骨盤の奥深く、子宮の両側にありますよね。

先生

先生

そうですね。卵巣は月経周期に合わせて卵子を成熟・排卵するほか、妊娠・出産に関係する女性ホルモンを分泌する役割を担っています。この卵巣に異常ながん細胞が発生し、増殖すると卵巣がんとなります。

質問者

質問者

卵巣がんはできる場所によって種類があるのでしょうか?

先生

先生

卵巣がんは発生する組織によって上皮性腫瘍・胚細胞腫瘍・性索間質性腫瘍に分けられます。このうち卵巣を覆っている上皮から発生する上皮性腫瘍が90%を占めています。(*4)

上皮性腫瘍の組織型はさらに4種類に分類されます。

                                                                                                       
卵巣がんの組織型発生頻度特徴
漿液性がん36%高異型・低異型に分けられる、高異型は進行速度が早い、化学療法が効きやすい
明細胞がん24%早期の段階でみつかりやすい、化学療法が効きやすい、子宮内膜症由来が多い
類内膜がん17%子宮内膜症由来が多い、化学療法が効きづらい
粘液性がん11%化学療法が効きづらい、若年者に発生することもある、がん細胞が10cmを超えることが多い

卵巣がんは漿液性がんが約4割を占めており、一番高頻度で発生します。漿液性がんはさらに高異型と低異型の2種類に分けられ、前者は進行が早く予後がよくありません。漿液性がん・明細胞がんは、類内膜がん・粘液性がんと比較して化学療法が効きやすいという特徴があります。

4種類の組織型は、それぞれ予後や治療法が異なります。しかしどの組織型でも病状が進行するにつれて治療の効果が出づらくなるため、早期発見が大切です。

卵巣がんになりやすい人とは?卵巣がんの原因とリスク因子

質問者

質問者

卵巣がんになりやすい人に特徴はありますか。

先生

先生

卵巣がんは排卵回数や、子宮内膜症などの疾患が大きく関係しています。

質問者

質問者

以前不妊治療で排卵誘発剤を使用していたのですが、それもリスク因子になるのでしょうか。

先生

先生

排卵誘発剤と卵巣がんの関係性は明らかになっていません。これまでの様々な研究がなされてきましたが一貫した結果は出ておらず、不妊症そのものが卵巣がんと関連しているのか、薬剤の使用そのものが関連しているのか切り分けることが難しいからです。

卵巣がんのリスクとなり得る因子について、くわしく見てみましょう。

年齢が35歳以上

卵巣がんになる女性は35歳を過ぎた頃から急激に増え、50代から60代に最も多く見られます。2020年の卵巣がん罹患率を人口10万人あたりでみると、20歳では約6人であるのに対し、50歳は37.5人、60歳では34.7人が卵巣がんを患っています。死亡率に関しては20歳の0.1人に対し、50歳では9.6人まで増加します。(*1)

排卵を何度も繰り返すと卵巣被膜が傷つき、修復過程で卵巣がんになるリスクが高まります。そのため年齢を重ねるほどに卵巣がんを発症しやすくなるのです。

閉経している

卵巣がんに罹患するのは、閉経している女性がほとんどです。閉経しているのにもかかわらず卵巣が腫大している場合、半数以上が悪性であるため注意が必要です。

子宮内膜症・チョコレート嚢腫

卵巣にできた子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)は50代女性の場合、約20%の確率でがん化すると言われており、卵巣がんのリスク因子となり得ます。(*6)

子宮内膜症は女性の10人に1人が発症するよくある疾患です。(*7)しかしチョコレート嚢胞が短期間で増大したり、大きさが約8cmを超えたりする場合は悪性が疑われます。(*8)早期に発見し治療することで卵巣がんになる確率を減らせるため、早めの受診がおすすめです。治療方法は手術による摘出と薬物療法がありますが、年齢や症状によって異なるため医師と相談して決めましょう。

妊娠、出産経験が少ない

子どもを妊娠・出産すると約1〜2年間排卵が中断されます。卵巣がんは排卵回数が多いほどリスクが高いと言われているため、妊娠・出産経験が少ない人は多い人に比べて卵巣がんになるリスクが高いのです。

近年は女性の社会進出が進み、1972年に2.16であった合計特殊出生率は2022年では1.26まで低下しています。このような少子化傾向は、卵巣がんの罹患率が年々増加する一因と考えられています。(*9)

初経が早い・閉経が遅い

初経が早かったり、閉経が遅かったりすると、一生のうちの排卵回数が多くなるため卵巣がんになるリスクが高くなります。

また低用量ピルを服用している場合、その間排卵が抑制されるためリスクの低下に繋がります。

長期にわたりホルモン補充療法をしている

閉経後のホルモン補充療法は、卵巣がんのリスクを約1.3倍程度高めます。ホルモン補充治療の期間が長いほど、リスクは高くなると言われています。(*10)

またホルモン補充治療による卵巣がんリスクの上昇は、組織型によっても異なります。漿液性がん・類内膜がんのリスクは高まりますが・明細胞がん・粘液性がんのリスクは上昇しません。

遺伝的な要因

卵巣がんの約10%は遺伝的要因が関係していると言われています。現在明らかになっている卵巣がんの遺伝性腫瘍として、以下の2つがあげられます。

  • 遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)
  • リンチ症候群

一般女性の場合、生涯のうち卵巣がんになる確率は1.3%です。しかしHBOCではBRCA1遺伝子に変異がある場合約40%、BRCA2遺伝子に変異がある場合は約 20%まで上昇します。

またリンチ症候群でも、約10%程度まで上昇します。(*11)(*12)

これらの遺伝子は親から1/2の確率で遺伝します。そのため親が遺伝子に変異を認めていても、それが必ず受け継がれるわけではありません。

遺伝による卵巣がんの発症を疑う場合、遺伝子検査を受けることもできます。

また、がん検査キット「マイシグナル・ナビ」なら、少量のだ液で卵巣がんを初めとした7種類のがんのうち、どのがんリスクが高いかを詳細に検査可能です。遺伝による卵巣がんのリスクが気になる方はこちらもチェックしてみてください。

おりもの・不正出血との関係とは?卵巣がん初期症状はない?

卵巣がんはサイレントキラーと言われており、初期の段階では分かりやすい症状がほとんどありません。卵巣は骨盤の奥深くにあるため、がんが進行するまで症状が表れにくいと言われています。

服のウエストがきつくなる・食欲不振・便秘・頻尿などの症状があらわれた時には、すでに卵巣がんが悪化しているケースもあります。(*4)

しかしこれらの症状も日常生活でよくみられるため、発見が遅れることが多いのです。

またおりものの変化や不正出血は、卵巣がんの初期症状ではほとんど見られません。そのような症状が見られる場合は、子宮体がんや子宮頸がんの可能性も考えられます。

卵巣がんの進行スピードと進行すると現れる7つの症状

質問者

質問者

どんな症状があったら卵巣がんが疑われますか?

先生

先生

進行すると、お腹のはり・便秘・頻尿のような症状がみられることがあります。場合によっては疲れやすさや月経異常が引き起こされるケースもありますよ。

質問者

質問者

どれも普段の生活でよくみられる症状ばかりですね…。

先生

先生

卵巣がんは進行しても特徴的な症状がほとんどないため、約半数が、ステージⅢやⅣまで進行した状態で見つかっているのが現状です。進行してから見つかるため生存率が低く、そうした特徴が「サイレントキラー」と呼ばれるゆえんです。卵巣がんの病気(ステージ)は以下の通り、4段階に分類されます。

Ⅰ期 腫瘍が卵巣に限局している
Ⅱ期 腫瘍が片側または両側の卵巣に存在し、骨盤内へ広がっている
Ⅲ期 腫瘍が片側または両側の卵巣に存在し、腹膜播種やリンパ節転移をしている
Ⅳ期 腹膜播種を除き、遠隔転移している

がんが卵巣内にとどまっている状態で発見できれば、5年後の生存率は90%以上です。しかし腹腔内に転移している場合は約60%、遠隔転移していると生存率は約20%まで低下します。(*2)卵巣がんの進行速度は発生する組織や組織型によって異なりますが、20代から30代の女性に多い胚細胞腫瘍は進行が早いため、早期発見がとても重要です。(*13)

卵巣がんをできるだけ早く発見するためにも、定期的な検査の実施や、症状について事前に知っておくことが大切です。

腹痛・腰痛

卵巣がんが進行すると腫瘍が大きくなったり、腹膜に腹水が溜まったりして周りの臓器や神経を圧迫し腰痛や腹痛を引き起こします。

また卵巣がんが大きくなると卵巣捻転や卵巣破裂を引き起こし、突発的な強い痛みを引き起こすことがあります。卵巣捻転は卵巣がん全体の10〜20%に見られる症状で、これがきっかけで卵巣がんが見つかるケースもあります。腫瘍が5センチ以上になると卵巣捻転を引き起こすリスクが高くなると言われています。(*14)

腹痛・腰痛は卵巣がん以外にもみられる症状です。子宮内膜症や卵巣出血でも腹痛は引き起こされます。突発的な激痛の場合、虫垂炎や尿路結石の可能性もあります。

腹痛は日常的にあらわれやすい症状ですが、痛みが強かったり数日続いたりする場合は早めに医療機関を受診しましょう。

腹水が溜まり急激にお腹が出る

卵巣がんが大きくなったり、腹膜播種(がん細胞が卵巣から腹膜に広がること)を引き起こしたりすると、がん細胞による炎症を和らげようとして腹腔内に腹水が溜まります。腹水が溜まるとお腹が前に出ますが、その量によっては臨月の妊婦のように前に突き出ることもあります。

腹膜播種を引き起こしている場合、卵巣がんはステージⅢまで進行しています。そのような症例の5年生存率は40%と、予後がかなり悪くなるため早期発見が大切です。(*15)

頻尿・便秘

卵巣がんの腫大や腹水の貯留によって直腸が圧迫されると、腸管が狭くなり便が通過しづらくなって便秘になります。同様に膀胱も圧迫されるため、頻尿になることもあります。

便秘は日常生活でよくみられる症状ですが、卵巣がんのほかに以下のような病気も考えられます。

  • 過敏性腸症候群
  • 大腸がん
  • パーキンソン病
  • うつ病
  • 甲状腺機能低下症

頻尿を訴える人は50代から60代になると増加し、健康でも30〜40%の人にみられます。(*16)

生理痛や月経異常

2つある卵巣のうち片方にがんが発生しても、もう一方が正常に機能していればひどい生理痛や月経異常は起きません。

そのためそれらの症状がある場合、卵巣がんのステージはⅠB期(腫瘍が両側の卵巣に認められる)以降まで進んでいる可能性があります。

また卵巣がんのリスク因子であるチョコレート嚢胞が卵巣に認められる場合も、ひどい生理痛などの月経異常を引き起こします。生理痛がいつもよりひどくなったと感じたら、早めに婦人科を受診するようにしましょう。

体重の増加と減少

体重変化は卵巣がんにみられる症状の1つで、比較的短期間で変動するのが特徴です。

ステージⅢ以降で腹腔内に腹水が大量に溜まると、その量に伴い体重が増加します。

またがん細胞の増殖により、炎症性サイトカインが活性化することで食欲不振や骨格筋減少を引き起こし体重が減少することもあります。

生活習慣を特に変えていないにもかかわらず、半年で体重が5%以上減少する場合は注意が必要です。(*17)

体の変化に気づけるよう、日頃から体重を測定する習慣をつけておくのがおすすめです。

疲れやすい

卵巣がんが進行してお腹に溜まっている腹水の量が増えると、胸水も認められるようになります。

胸膜内に胸水がたまると胸の違和感や咳などの症状があらわれます。胸水の量が増えると肺を圧迫して息苦しさを感じるようになり、少しの活動で疲れやすくなってしまうでしょう。

また卵巣がんがステージⅣまで進行し、肺に遠隔転移している場合も咳・喘鳴・息切れのような症状が現れます。

卵巣がんの末期症状とは

質問者

質問者

卵巣がんに初期症状がほとんどないことは分かったのですが、末期になるとどんな症状が現れるのでしょうか?

先生

先生

卵巣がんは末期になっても特徴的な症状がありません。卵巣がんの腫大や、腹水貯留によって他の臓器を圧迫すると、ウエストがきつくなったり呼吸がしづらくなったりします。一部では、卵巣のねじれや破裂によって激しい痛みを引き起こすこともあります。

質問者

質問者

末期になってもこれと言った症状はないのですね。卵巣がんでこのような症状が出た場合は、もう手遅れなのでしょうか?

先生

先生

ステージⅣまで進行して肺などに遠隔転移していた場合、5年後の生存率は約20%まで下がります。ステージⅢでの5年生存率は約60%なので、発見が遅れると予後は悪くなってしまうでしょう。(*2)しかし年齢や転移の範囲など、状況は一人ひとり違います。なかにはステージⅣで発覚してから10年以上生きられる人もいます。

卵巣がんは早期発見がとても大切なので、気になる症状が現れたら早めに医療機関を受診しましょう。

末期の卵巣がんでみられる状態と症状は以下の通りです。

息切れ
卵巣がんが進行すると、腹水に加えて胸水も溜まります。胸水が溜まると肺を圧迫し、息切れや疲れやすさを感じます。

腹膜播種
卵巣がんが進行し、表面からはがれたがん細胞が腹膜に転移して増殖することを腹膜播種と言います。腹膜播種を引き起こすと腹水がたまり、腹部の膨らみや腹痛を引き起こします。

急激な腹痛
がんが大きくなって卵巣が破裂したり、卵管を軸にしてねじれたりすると、急激な痛みを引き起こします。

卵巣がん発覚のきっかけとは

卵巣がんは「お腹がはる」「下腹部の痛み」などの症状で病院にかかった際に見つかるケースが約半数を占めます。次いで健康診断で異常が見つかるケースがあげられますが、今のところ卵巣がんに対して有効な検診がないため、早期発見が難しいのが現状です。実際に約半数の人が、ステージⅢやステージⅣまで進行した状態で見つかっています。

卵巣がんは良性の腫瘍からゆるやかにがん化するものもあれば、悪性のがんが短期間で発生するものもあります。後者の場合、1年に1度人間ドックを受けていても見つかった時にはステージⅢやⅣまで進行していることも少なくありません。気になる症状がある方は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。また一部の健診センターでは、超音波検査や腫瘍マーカー(CA125)などの卵巣がんに関する項目をオプション検査として受けられます。

エコーでわかる?卵巣がんの検査方法とは

卵巣がんが疑われる場合の検査方法として、以下の6つがあげられます。

検査方法概要良い点悪い点
腫瘍マーカー検査がんが存在することで増える特定のタンパク質量を測定する一度に複数のがんを調べられる早期発見には向いていない
内診直接卵巣に触れて確かめる直接触って確かめられる・腫瘍がある場合は大きさや位置がわかる恥ずかしい・初期の小さながんは見落としてしまうことがある
エコー(超音波)検査お腹あるいは膣から超音波を当てて画像化腫瘍がある場合、大きさや位置がわかる初期の小さながんは見落としてしまうことがある
CT・MRI検査X線あるいは電磁波を当てて内部を画像化身体の広範囲でがんの有無を調べられるCTを被爆する・検査時間が長い
細胞診・組織診細胞・組織を摘出してがんの種類・ステージを特定がんの種類・ステージが分かり、確定診断できる身体への負担が大きい
尿検査(マイシグナル・スキャン)尿に放出されるマイクロRNAのパターンを調べる自宅で検査ができる・初期のがんでも高精度に検出できる費用がかかる

問診などで卵巣がんが疑われると、初めに内診や超音波検査で卵巣の状態を確認します。しかしこれらの検査では、初期の小さながんだと見逃してしまうことも少なくありません。

卵巣の腫大が認められる場合、腫瘍マーカー・MRI・CTなどを実施します。腫瘍マーカーは健診のオプション検査でも調べることができ、採血して検査します。精密検査であるCT・MRIでは身体の内部を詳細に画像化し、腫瘍内部の状態まで検査可能です。転移の有無がないかも調べることができます。

卵巣がんの種類や組織型を最終的に診断するためには、手術で取り出した組織を検査する必要があります。また腹水・胸水が溜まっているときは皮膚に針を刺して採取し、がん細胞が含まれてないか調べることもあります。

卵巣がんの検査方法についての詳細は、こちらの「卵巣がんの検査方法とは?頻度や費用について」を参照ください。

質問者

質問者

内診や超音波検査では脚が開く内診台に乗らないといけないのですよね…。

先生

先生

そうですね。恥ずかしいと思いますが受診を後回しにしてしまうと、その間に卵巣がんが進行して取り返しのつかない事態になりかねません。恥ずかしさが気になる場合は、少量の尿やだ液で簡単に卵巣がんのリスクがわかるマイシグナルという検査もあります。

質問者

質問者

尿でがんを見つけられるんですか。

先生

先生

自宅で尿やだ液を採取して送るだけ。1か月程度で卵巣がんを含む7種のがんの検査結果が送られてきます。

マイシグナルではがん遺伝子が放出するシグナルを測定。少量の尿やだ液で卵巣がんのリスクがステージⅠの早期段階からわかります。

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まとめ、卵巣がん早期発見のためにできること

それではこの記事をまとめましょう。

  • 卵巣がんのリスクはは50代・60代でピークを迎える
  • 卵巣がんは年齢や排卵回数による影響が大きい
  • 卵巣がんは初期症状がないため早期発見が難しい
  • 症状があらわれた時にはすでに進行しているケースが多い
  • 発見のきっかけは、自覚症状による受診(「お腹がはる」「下腹部の痛み」など)が多い
  • 卵巣がんは予防に有効な検診が確立されていない
  • 症状があらわれたら早めに医療機関を受診することが大切

卵巣がんは初期症状がほとんどなく、早期発見が難しいのが特徴です。卵巣がんの症状をよく理解して、気になる症状があったらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

一部の健診センターでは人間ドックや健康診断のオプションとして、超音波検査や腫瘍マーカーの検査を受けられます。気になる方は定期的にそれらの検査を受けることをおすすめします。

自宅で卵巣がんのリスクを検査する方法もあります。「マイシグナル」は、唾液や尿で卵巣がんのほか、大腸乳房すい臓食道の7つのがんの遺伝的リスクや現在のリスクをチェックできる検査キットです。

先天的ながんリスクを「マイシグナル・ナビ」で、現在のがんリスクを「マイシグナル・スキャン」でチェックできます。がんの心配がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

※マイシグナルはがんのリスクを予測する検査であり、がんの診断を目的とするものではありません。

  • 本記事に記載されている費用は当社(Craif)が独自で調べたものになります。実際の費用は各医療機関にお問い合わせください。

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