マイシグナル
マイシグナルは怪しい?信頼できる3つの理由や活用事例をシーンごとに解説
- 公開日: 12/2/2025
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- 最終更新日: 12/17/2025

マイシグナル・スキャンは、AIやマイクロRNAといった新しい技術を用いた検査であるため、「なんだか怪しい」「本当に信頼できるの?」と不安もあるかもしれません。
従来のがん検診や人間ドックと比較しても、これまでにない技術に戸惑いを感じるのも無理はありません。
マイシグナル・スキャンは、名古屋大学発のベンチャー企業「Craif株式会社」が、国立がん研究センターや国内外の大学など、約50の機関と共同研究を重ねて開発したがんリスク検査です。
現在では、全国約2,000の医療機関に導入されており、幅広い現場で活用されています。
本記事では、マイシグナル・スキャンが怪しいといわれる3つの理由や実際の精度について解説します。
マイシグナル・スキャンの仕組みや信頼性を正しく理解し、自分にあっているか検討してみてください。
\早期発見の難しいすい臓がんも対象/
「尿」で10種のがんリスクを判定!
マイシグナル・スキャン
日本のがん死亡数の約8割を占める10種類のがん※を個別にリスク判定します。尿中のマイクロRNAをAI解析技術が評価され、すでに全国2000軒の医療機関でも導入されています。
- ※国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)、ただし造血器腫瘍を除く
目次
尿でがんリスクを判定する「マイシグナル・スキャン」とは

マイシグナル・スキャンは、尿に含まれるマイクロRNAをAIで解析することで、がんのリスクをステージ1から検出できる世界初※1の検査です。
対象部位は、がん死亡数の約8割を占める※2すい臓・胃・大腸・肺・乳房・卵巣・食道・腎臓・膀胱・前立腺の計10種類※3です。
従来の検診では部位ごとに検査を受ける必要があり、時間や手間、身体的負担もかかっていました。
しかし、マイシグナル・スキャンなら自宅で採尿して郵送するだけで、複数のがんリスクを一度に部位別にチェックできます。
すい臓がんや卵巣がんなど、対策型がん検診の対象とならない部位も含まれているため、がん種ごとにリスクを幅広く把握したい方におすすめです。
※1 尿×AI×マイクロRNAを用いたがんリスク検査サービスとして(第三者機関調査)
※2 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)、ただし造血器腫瘍を除く
※3 女性は前立腺がんを除く9種、男性は乳がん・卵巣がんを除く8種が検査対象となります
【がんリスク検査】マイシグナルが怪しいといわれる3つの理由と実態
マイシグナルが怪しいといわれる主な3つの理由は、以下の通りです。
- 精度への信頼性
- 費用が高く感じる
- 商品の研究開発元
実態についても解説しているので、マイシグナルに疑問を感じている方は参考にしてみてください。
精度への信頼性
マイシグナルに対して「精度は本当に信頼できるのか」という声があるのも事実です。
新しい技術を活用した検査であるため、まだ十分に理解されていないことが背景にあります。
そもそも、100%がんを見つけられる検査は存在しません。
がんの腫瘍マーカーであるCA19-9も、ステージⅠやⅡAといった早期すい臓がんの感度※1は37.5%です。
一方、マイシグナル・スキャンの開発根拠となった臨床研究では、マイクロRNAは早期すい臓がんを92.9%の感度で捉えられたと報告しています。(*1)

さらに、すい臓がん以外でも、すべての部位で感度が80%を超えると報告されています。(*2)

もちろん100%のがんリスクを検出できるわけではありませんが、国際的に権威のある論文での研究発表からも、その精度の高さは十分に裏付けられています。
※1 病気のある人を正しく「病気がある(陽性)」と判断できる割合
(*1)eClinicalMedicine 2024: 78: 102936.
(*2)Development of a urinary miRNA-based assay for early detection of 10 types of cancer. The 30th Annual Meeting of Japanese Association for Cancer Detection and Diagnosis. 2022 Sep. Chiyoda, Japan.
費用が高く感じる
マイシグナル・スキャンの費用は、以下の通りです。
| コース | 1回の料金(税込) |
| 定期便 | 64,300円 |
| 1回のみ | 69,300円 |
健康診断や自治体の対策型がん検診と比べると高額に感じられますが、「ほかの検査や治療と比べてどのような価値があるのか」という視点も大切です。
たとえば、全身のがんを調べるPET検査は、1回で10万円以上かかることもあります。
PETでは、消化管や泌尿器など、ブドウ糖が集まりやすい部位の評価が難しいという特性もあります。
また、がんの治療費は見つかった時期によって大きく異なり、ステージ1とステージ4では300万円ほど差が出るケースもあります。

治療が長期化すれば、医療費だけでなく通院の時間的負担や生活への影響も大きくなるでしょう。
その点、マイシグナル・スキャンは自宅で負担なく受けられ、1回の検査で10種類のがんリスク※1を部位別に評価できます。
1がん種あたりに換算すると、実質約7,000円で受検できる計算です。
価格だけでなく、受けやすさや対象となるがん種の幅広さもふまえて、納得できる検査かどうか検討してみてください。
※1 女性は前立腺がんを除く9種、男性は乳がん・卵巣がんを除く8種が検査対象となります
商品の研究開発元
マイシグナル・スキャンは、名古屋大学発のベンチャー企業であるCraif株式会社が研究・開発を行い提供する検査キットです。
国立がん研究センターをはじめ、国内外の大学など約50の研究機関との共同研究に基づき開発されています。
また、検査を担うCraif中部検査センターでは、2022年に衛生検査所として登録を完了しており、開設以降4年連続で「指摘事項なし」を達成しています。
人の介在を最小限に抑えたオペレーションにより、精度の高いサービスを迅速に提供し続けています。
さらに2024年4月からは、「厚生労働省への製造販売承認申請」を見据えた大規模な臨床研究にも着手しており、将来的にはハイリスク患者が保険適用で検査を受けられる可能性も期待されています。
こうした研究体制や社会的価値が認められ、Craifとマイシグナル・スキャンは中日産業技術賞や東京都ベンチャー技術大賞など複数の賞を受賞※1しており、技術力と将来性の高さが評価されています。
※1 Craifの開発チームの受賞を含む
マイシグナル・スキャンでがんリスクを調べる3つのメリット
マイシグナル・スキャンを受検するメリットは、以下の3つです。
- 自宅で手軽に受けられる
- がんリスクを早期段階から検出できる
- 複数のがんリスクをがん種別に判定
特長を正しく理解し、自分にあっているか検討してみてください。
\早期発見の難しいすい臓がんも対象/
「尿」で10種のがんリスクを判定!
マイシグナル・スキャン
日本のがん死亡数の約8割を占める10種類のがん※を個別にリスク判定します。尿中のマイクロRNAをAI解析技術が評価され、すでに全国2000軒の医療機関でも導入されています。
- ※国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)、ただし造血器腫瘍を除く
自宅で手軽に受けられる
マイシグナル・スキャンは自宅で受けられるので、日常生活のなかに気軽に取り入れられます。
検査方法は非常にシンプルで、専用のキットで採尿して送るだけ。
病院で長い待ち時間を過ごす必要がなく、内視鏡検査や採血などによる身体への負担もありません。
とくに、仕事や育児で忙しく、定期的にがん検診に行く余裕がない方におすすめです。
がんリスクを早期段階から検出できる
マイシグナル・スキャンは、尿中のマイクロRNAを測定してがんリスクをステージ1から検出できます。
がんは早く見つかるほど治療の選択肢が広がり、体への負担も少なく済むため、「どれだけ早く気づけるか」がとても重要です。
マイシグナル・スキャンは、あくまでがんリスクを検出する検査ですが、受検をきっかけにステージ0の肺がんを取り除くことができた事例も報告されています。
マイシグナル・スキャンでがんリスクを知ることは、生活習慣の改善や、医療機関での追加検査につながる重要なきっかけとなるでしょう。
複数のがんリスクをがん種別に判定
従来の検診では、胃がんや大腸がんといった部位ごとに個別に検査を受ける必要があり、そのたびに費用や時間、身体的な負担がかかっていました。
その点マイシグナル・スキャンなら、日本のがん死亡総数の8割※1を占める以下の10種類※2のがんリスクをまとめて調べられます。
- すい臓
- 胃
- 大腸
- 肺
- 乳房
- 卵巣
- 食道
- 腎臓
- 膀胱
- 前立腺
対策型がん検診に含まれていない、すい臓がん・卵巣がん・膀胱がん・前立腺がん・腎臓がんなどのリスクも検出可能です。
万が一リスクが高いと判定された場合でも、マイシグナル・スキャンならがん種ごとにリスクがわかるため、受診すべき診療科が明確になり、スムーズに次の行動につながります。
※1 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)、ただし造血器腫瘍を除く
※2 女性は前立腺がんを除く9種、男性は乳がん・卵巣がんを除く8種が検査対象となります
マイシグナル・スキャンを受検する方法
マイシグナル・スキャンの検査は、以下の方法で受けられます。
- 提携している病院・クリニックで受診する
- 提携している薬局で検査キットを購入する
- 公式サイトで検査キットを購入する
検査の手順はシンプルなので、自宅でも不安なく進められます。
もし操作に不安がある場合は、提携クリニックや病院でスタッフのサポートを受けながら受検することも可能です。
検査結果は、約1か月以内に自宅へ報告書としてお届けします。
マイシグナル・スキャンがおすすめなケース3例
マイシグナル・スキャンの受検をおすすめする3つのケースは、以下の通りです。
- 忙しくてがん検診に行く余裕がない
- 自治体のがん検診の対象部位以外も知りたい
- 家族にがん経験者がいる
マイシグナルを自分に合った形で取り入れ、将来の健康リスクに備えましょう。
忙しくてがん検診に行く余裕がない
仕事や家事・育児に追われ、病院で検査を受ける時間がない方にもおすすめです。
がん検診は予約や移動、待ち時間を含めるとどうしてもまとまった時間が必要になり、忙しい日々の中では後回しになってしまいがちです。
一方、マイシグナル・スキャンは、尿を採取して送るだけでがんリスクを幅広く調べられるため、スケジュールを圧迫しません。
忙しさから検診を先延ばしにしてしまう人でも、日常生活のなかに無理なく取り入れられ、定期的に自分の生活習慣と向き合うきっかけにもつながります。
自治体のがん検診の対象部位以外も知りたい
マイシグナル・スキャンは、自治体のがん検診では対応できない部位や、対象年齢に該当しない人がリスクを確認するための新しい選択肢にもなります。
自治体のがん検診で対象となる部位や対象年齢は、以下の通りです。
| がん種 | 対象年齢 | 推奨頻度 | 検診項目 |
| 胃がん | 40歳以上※1 | 2年に1回※2 | 問診胃X線検査胃内視鏡検査 |
| 子宮頸がん | 20歳以上 | 2年に1回 | 問診子宮頸部細胞診内診 |
| 乳がん | 40歳以上 | 2年に1回 | 問診マンモグラフィ(乳房X線) |
| 肺がん | 40歳以上 | 1年に1回 | 問診胸部X線喀痰細胞診※3 |
| 大腸がん | 40歳以上 | 1年に1回 | 問診便潜血検査 |
出典:厚生労働省 市町村のがん検診の項目について
とくに、子宮頸がんや乳がんのように2年に1回の受診が推奨されている検診では、次の検診までに進行がんに移行してしまうこともあります。

また、すい臓がんや卵巣がんなど、自治体検診では対象外となっているがんも多く、「自分のリスクをより広く知りたい」と感じる方もいるでしょう。
こうした背景から、自治体のがん検診だけではカバーしきれない部位のリスクを補う目的で、マイシグナル・スキャンを併用する方も増えています。
※1 胃部X線検査は40歳以上に対し実施可
※2 胃部X線検査は年1回実施可
※3 50歳以上で喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)600以上の方が対象
家族にがん経験者がいる
家族にがん経験者がいる場合、自分のリスクについて漠然とした不安を抱える人は少なくありません。
がんの発症には遺伝要因と環境要因が関与しており、遺伝要因は全体の発症リスクの約3割を占めると推計されています。
マイシグナル・スキャンなら、尿中のマイクロRNAをAIで解析することで、現在のがんリスクを部位別に評価できます。
さらに、背景情報から将来的ながんリスクの傾向も確認できるため、生活習慣を見直すきっかけにもなる検査です。
将来のがんリスクをより詳しく知りたい方には、だ液で調べる遺伝子検査※1「マイシグナル・ナビ」がおすすめです。
生涯で気をつけるべきがんの種類のほか、リスクにあわせた生活習慣の改善ポイントや、必要に応じて受けておきたい追加検査までわかります。
家族歴が気になる方は、マイシグナル・スキャンとマイシグナル・ナビを組み合わせて、今と将来2つの軸からがんリスク対策を行ってみてはいかがでしょうか。
※1医療行為として実施される遺伝子検査は含まれません
マイシグナルを正しく知って健康管理に役立てよう
マイシグナルはがんのリスクを検出し、その結果をきっかけに医療機関での精密検査や、生活習慣の見直しへとつなげるための検査です。
マイクロRNAの検査精度は国際的に権威のある論文での研究発表によって裏付けられており、一度に複数のがんリスクを部位別に確認できる点は大きな価値といえます。
がんは誰にとっても身近な病気であり、早期発見することが何よりも重要です。
だからこそ、日常にマイシグナル・スキャンを取り入れることで、健康状態を定期的に見直すきっかけをつくれます。
今の自分の状態を知っておきたい方や、将来に向けてできることから備えたい方は、マイシグナル・スキャンを健康管理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
※1 女性は前立腺がんを除く9種、男性は乳がん・卵巣がんを除く8種が検査対象となります
※2 がん種の特定はできません
※3 医療行為として実施される遺伝子検査は含まれません
\早期発見の難しいすい臓がんも対象/
「尿」で10種のがんリスクを判定!
マイシグナル・スキャン
日本のがん死亡数の約8割を占める10種類のがん※を個別にリスク判定します。尿中のマイクロRNAをAI解析技術が評価され、すでに全国2000軒の医療機関でも導入されています。
- ※国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)、ただし造血器腫瘍を除く
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この記事の監修者

臨床検査技師 医療ライター
急性期病院で8年間臨床検査技師として勤務。
自身の臨床経験と確かなエビデンスを元に、医療メディアを中心として記事を執筆
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